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心理的安全性を阻害する要因

皆様いかがお過ごしでしょうか?

株式会社島屋中崎と申します。

先日、株式会社EGIJ様主催の「エマジェネティックスⓇアソシエイトミーティング」に参加いたしました。

その中で、お互いのプロファイルを分析して面談するというワークに取り組んだときのお話です。

そこで、同じアソシエイトの方とペアで面談したのですが、そこで出たお話が大変興味深かったので、深堀りしていきたいと思います。

先入観を持つとキケン!?

そのアソシエイトの方が私のプロファイルを分析して、こうおっしゃいました。

「先日弊社の社内で開催したセミナーで、受講生(従業員)が、中崎さんのようなプロファイル(分析型を利き脳、自己主張性が右寄り)だと、怖いイメージを持ってしまうと言ってたんですよ。」

  • 分析型・・・合理的思考を好む。「なぜ」が気になり、無駄を嫌う。
  • 自己主張性・・・自分の考えや意見を他人に受け容れて欲しいと感じる頻度およびエネルギーの違い。自己主張性右寄りは、自分が良いと思っている意見を強く押し通すように見える。

なるほど、そんなイメージを抱いている方もいらっしゃるんだと、ハッとさせられたんです。

ですが、エマジェネティックスⓇでは、プロファイルはあくまでその人の傾向や好みを分析するものなんですね。

ですので、その人が怖い人であるかということはわからないんですね。

この先入観はとても厄介で、場合によって特定の思考特性・行動特性についてネガティブなイメージを持たれることに繋がりかねないんです。

そうなると、警戒心を持つようになり、「心理的安全性」が生まれにくい職場となるかもしれません。

心理的安全性についての記事はこちら

エマジェネティックスⓇは幸せの道具

エマジェネティックスⓇを学んでいくと、

「あの人はなんでこんな行動取るんだろうか?」

「なぜあの人はこう言っているのか?」

こういった疑問に説明がしやすくなっていきます。

そして疑問に思った場合は相手に聞く。

「○○さんは、××の状況のときにどう行動しますか?」

「○○さんの先ほどの発言は、△△利き脳からきていますか?」

エマジェネティックスⓇでは、相手のことをより理解するために相手に「Askする」ことをお伝えしています。

そして、聞かれた側も、しっかりと受け止めた上で、丁寧に答える。

するとお互いの理解に繋がりますので、先ほど説明した警戒心は無くなり、心理的安全性が構築されていく可能性が上がります。

エマジェネティックスⓇは、コミュニケーションストレスを減らし、お互いの仕事をやりやすくする、まさに「幸せの道具」なんですね。

学び続けていけば、先入観は消える

そんな「幸せの道具」について、先入観や決めつけを無くすためには、学び続けることが必要です。

「エマジェネティックスⓇ入門セミナー」を1回受講しただけでは、忘れてしまうからです。

所々忘れた状態で放置すれば、先入観だけが残り、大きな誤解が生じます。

エビングハウスの忘却曲線によると、1回目の学習よりも2回目の学習のほうが定着しやすいことが示唆されています。

ですので、何度も復習をする機会を設けることが重要です。

これから皆様も学び続けていき、エマジェネティックスⓇを幸せの道具として活用していただけると幸いです。

ということで今回は、「心理的安全性を阻害する要因」というテーマでお話しました。

ですが自分自身も完璧な人間ではないので、少なからずそんな先入観があるんですね。

それが誤解であることは分かっているつもりでも、「○○利きってこうだよなぁ…」と決めつけてしまいそうになります。

そうならないためにも、学び続けていき、エマジェネティックスⓇの理解を深めていきます。

本ブログを通じてエマジェネティックスⓇの魅力を伝えるとともに、皆様が日々の仕事の中で抱えている悩みについて、少しでも解決の糸口になっていただければ非常に嬉しく思います。

それではまた次回のブログでお会いいたしましょう!