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エマジェネティックス®は言い訳の道具ではない

こんにちは。

株式会社島屋中崎と申します。

Youtubeを制作したり、ホームページのディレクションをしたり、エマジェネティックス®の講師を務めたりしております。

今回は、「エマジェネティックス®は言い訳の道具ではない」というテーマです。

誤解すると危ない

エマジェネティックス®入門セミナーをさせていただきますと、

「今まで自分が悩んでいたことは、自分の特性によるものだったんだ。」

「あの人と話が合わなかったのは、自分と普通が違うためだったんだ。」

とためになったという声をいただきます。

しかし中には、

「自分は○○特性だから、××ができないのはしょうがないね。」

「あの部署は、○○利き脳の人が多いから、合わない。」

こんな声があったりします。

そんな感想のまま会社内に持ち帰った場合、大変危険です。

会社内で対立が生まれますし、人間関係の溝が深まり、よりコミュニケーションエラーが頻発します。

誤解してしまうと、自分も相手も不幸にしてしまうばかりで、せっかく導入したツールが無駄になってしまいかねません。

ですので、私たちはそんな方々を増やさないために、エマジェネティックス®の定義を正しくお伝えするように心がけております。

エマジェネティックス®で伝えていること

エマジェネティックス®入門セミナーで以下のようにお伝えしています。

「言い訳の道具としてではなく、強みを活かしていきましょう」

本ツールは、好みや傾向を分析するもので、能力を測定するものではありません。

例えば、○○が利き脳だからといって、××の仕事ができるということはわかりません。

ですので、この仕事ができないのは自分の特性によるものだ、という認識は誤りです。

そうではなくて、自分の強みを活かした仕事のやり方を発揮すれば良いのです。

この強みをどう伸ばして仕事に従事するのか、コミュニケーションをするのかを考えていきましょう。

また、ある特定の思考特性に対して嫌悪感を抱くような場合、それは誤解していることがほとんどです。

必ず思考特性によって特定の考え方をするわけでは有りませんし、特定の行動特性が必ずこう行動するということもありません。

逆にそういった認識によって、コミュニケーションエラーを引き起こす可能性もあります。

能力や価値観というものは人それぞれであることを踏まえた上で、活用していきましょう。

とはいえ先日家族に、

「自分の黄色脳で考えすぎて、忘れ物をしたんだよ!」

と言った後、

(あ!言い訳をしてしまった)

と反省しました…

忖度せず相手に聞く

相手のプロファイルを知った上で、

「なぜそんな発言をするんだろうか?そんな行動を取るんだろうか?」

と疑問に思った場合は相手に聞きましょう。

エマジェネティックス®では、相手のことをより理解するために相手に「Askする」ことをお伝えしています。

とりわけ日本では、「忖度」という言葉が一斉を風靡したように、空気を読んで聞かない風潮がありますよね?

ですが、コミュニケーションの問題を改善する上では聞くことは重要なことです。

最初は抵抗があるかもしれませんが、

下手も続けば上手になる

というように少しの勇気を持って聞いて、聞いて、聞き続けましょう!

そして、聞かれた側も、しっかりと受け止めた上で、丁寧に答えてあげましょう。

聞かれたことについて、

「いや自分で考えて」

とないがしろにすると、一層聞かなくなりますよね?

これではお互いの理解を深めることができず、大きな溝を生んでしまいかねません。

聞くのが当たり前、聞かれたら真摯に答えることで、エマジェネティックス®のパワーを最大限に引き出すことができます。

ということで今回は、「エマジェネティックス®を言い訳の道具にしない」というテーマでお話しました。

本ブログを通じてエマジェネティックス®の魅力を伝えるとともに、皆様が日々の仕事の中で抱えている悩みについて、少しでも解決の糸口になっていただければ非常に嬉しく思います。

それではまた次回のブログでお会いいたしましょう!